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前川の私信平成27年7月20日

自民党旧田中派・大平派(宏池会系)・三木派系議員・創価学会員は、
戦争突入安倍内閣に叛旗を翻せ!!

戦争法案を争点に衆議院を解散し総選挙で民意を問え!!

全反対勢力は小異を捨て安部戦争内閣と小選挙区で対峙せよ!!

 私が、昭和53年10月に家族で田舎(福岡・田川)に家業(前川藤助商店)を継ぐため戻ったときに、父・前川二郎の政治的関係で自然に田中六助氏(当時福岡4区選出)の田川後援会事務所に出入りしていた。六助氏は、日経新聞から池田勇人総理の秘書に転じ、衆議院選に出馬し、父と私の地元田川郡金田町(現 福智町)の隣町・赤池町(現・福智町)の出身ということで、父は初出馬の時から彼を応援したのである。当時は中選挙区制であり、自民党は派閥が跋扈していた。六助氏のライバルは中曽根派の蔵内修二氏であった。また社会党が伝統的に強い選挙区でもあった。今でも六助氏の国会での自民党幹事長か政調会長時代に緑内障をおして代表質問をし、翌日故大平正芳氏(彼は無教会のクリスチャンであった)の墓の前で男泣きしたエピソードを思い出す。六助氏も<川筋>の血が流れているのである。因みに私が青学大学費闘争で逮捕―起訴後、小菅拘置所を異例の2週間弱で保釈されたのは、六助氏と母方の親族の関係で後藤田正晴氏に尽力していただいたと父母から聞かされている。
私の好きな保守本流の宏池会の流れである岸田派の諸君(岸田外相、中谷元防衛相、谷垣自民党幹事長)君たちの先輩は泣いているぞ。
田中派―竹下派の流れである額賀派の諸君、君たちの先輩が汗を流した日中関係を無にするつもりか。
三木派―河本派―高村派の諸君。伝統的自民党内健全派は、何処に行ったのか。
戦争法案に賛成した国会議員の名は忘れない。
参議院で否決し、安倍内閣を解散―総選挙へ追い込め。
創価学会員の諸君。平和の党-公明党はこれで良いのか。諸君らは貧者の味方ではないのか。
すべての反戦―平和勢力は総選挙に備えよう。安倍内閣は解散―総選挙しか道はないのである。戦争に「良い戦争も悪い戦争もない。みんな<悪>である」アメリカからもらった占領憲法(世界で一番素晴らしい理想の憲法でもある)でも良いではないか。戦後70年他国との軍事衝突がなく、一人の戦死者もいないことに誇りを持とう。
自衛隊員は戦争の恐怖を正直に語ろう。私たちは君たちが勇ましく戦地に赴くことを悲しく思う。私は歳を取ってしまった。実際に派兵されるー該当する若者たちが自らの意思を鮮明にしようではないか。