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自立だぜ!福岡・田川・福智町 東京応援団

福智町復興運動(福智町・ルネッサンス・ムービング 略称FRM)

はじめに

平成29年12月23日

自立だぜ!福岡・田川・福智町 東京応援団
団長 前川藤一

昭和33年4月、私は、金田小学校に桜の花の下入学した。
校歌  ♪ 福智の山の峰高く 英彦の流れ水清く… ♪
入学時全校生徒3,000人マンモス校で、一学年400~500人近くいたような気がします。日中・太平洋戦争、敗戦、戦後復興、朝鮮戦争特需、エネルギー革命―石炭から石油へパラダイムシフトの大転換は、容赦なく産炭地筑豊に襲いかかった。金田駅から北海道や長崎等の地に採炭会社を求めて散り散りになって行くのである。小学校6年間で町の人口が半減したような感覚があります。在日朝鮮人・部落・ヤクザが、その坩堝に混在している、この現実が、後の左翼活動の原点です。

60年に向かって中間に於ける筑豊「サークル村」に上野英信、谷川雁、森崎和江らの活動―表現があり、60年安保―三井三池―大正炭鉱闘争(大正行動隊・退職者同盟)へと繋がっていくのである。
私は、小学校1年生の時から、父二郎の政治好きの影響か、寝床で朝一番に西日本新聞を1面の政治欄から読んでいた。漢字が全て分かっていたわけではないが、政治や社会の中で何が問題なのかを考えるマセガキであった。また当時の内閣の閣僚名を全て覚えていたのである。
夏目漱石の作品が、中学生の頃から好きであった。鏡子夫人に会えたら漱石をどう思っていたのか聞いてみたいと思っている。

高校2年生のとき手にしたのが、吉本隆明「共同幻想論」である。最初はカッコイイ詩を書く人と思っていたが、「共同幻想論」には驚かされたと言うか、訳わからないと言ったほうが当たっている。ただこの人には何かあるという感覚を今も鮮明に記憶している。
高校時代は伝習館3教師処分撤回闘争、田川市(当時の市長は、伝説の社会党坂田九十百氏)入管―在日朝鮮人国籍書換え闘争が、70年安保決戦に向けた全共闘運動の全国的拡大の中、直方、田川の片田舎で、ブンドや中核に憧れながら、ちまちま蠢いていた。

私は、小・中・高と学校の成績は振るわず、71年の現役大学入試は東京私大7校受験し、全敗する。予備校は、福岡市の九州英数学館から、翌72年青山学院文学部教育学科に何とか入学することができた。入学1か月後、赤ヘル「叛」を被り学生会館2階からアジテーションをがなり立てていた。

ただ72年連合赤軍浅間山荘―内部粛清が、暗い影を落としていた。大学では教授批判を徹底的にやっている。政治・社会闘争として沖縄‐三里塚‐砂川、相模原米軍補給廠闘争、反インフレ、早大闘争、青学大学費闘争、を経験している。2度の逮捕歴と青学大学費闘争では執行猶予付きの有罪判決を受けている。大学では、無期停学処分を受け、停学処分をしていながら、学費をよこせという厚顔無恥に怒り、学費未納で除籍となっております。ブンド叛旗派解体以降は、当HPの会社案内、前川藤一の履歴書を参照下さい。

福智町の未来図

1、無理やり人口を増加するには
絶望的数字と共同体として解体され尽くした町の復興は、第一には人口減少を食い止めることから始めなければいけない。 少子高齢化は日本中の事ですが、なぜ少子なのかを考えてみる必要があります。未婚者や子供1~2人世帯の増加は、国の政策が的を得ていないことが大きいのですが、二人目三人目への手厚い金銭的保護と環境づくりで、安心して子育てできる場の提供が必要です。その為にも、福智町に雇用型企業の誘致が、必要です。生活保護率10,4%は異常です。生活保護費より給与が上であれば自立できる意欲は出ます。(詳細後述)

2、町長、議員歳費と定数について
私は一概に歳費を低く抑えるのは、反対です。金持ちしか町長、議員しか成れない恐れがあります。しかしながら、平成29年の議会開催日数25日間で37時間、町長77万、町議会議長33万、副議長28,5万、議員26,3万は大いに疑問があります。議員定数は、次回町議選で、20→18人になるとのことですが、12人位で良いのではと思います。一部議員に定数が減るから歳費を上げようとする動きがあるとのことですが、以ての外です。議員として誰一人条例や議員提案がない現状は、恥ずべきことです。

3、滞納税額約4憶4,550万
使用料等を含めると約28憶8千万はどうするのか。
この件は細かな個別の事情と対応が必要です。生死の問題もあるからです。ただここに不公平があるのは事実です。行政は<割合平等>の<割合>が、問題です。(詳細後述)

4、町立(または県立)の福智芸術高校を設立
上野焼窯元の後継者や新規窯元を促すためにも工芸科と音楽、美術、文芸、アニメ科等、少数定員の高校の新設を考えるべきだと思います。芸術はパトロンが、必要な時があります。私の母方の伯父大内田茂士(朝倉出身・洋画家・日本芸術院会員)が、田川市の嘉久氏や西日本新聞の福田元社長からお世話になったと聞いております。町が積極的に支援することができたら、どんなに良いだろうなと思います。

5、太州会、解放同盟、同和会へ
  子供の頃から近くに居たので私に別段感じないが、福岡の現状を見ていますと、もうそろそろ任侠道を持った普通の会社が出来ても良いと思います。刺青ついても表現の自由であり、浴場での排除は厳密に言えば憲法違反になるのではと思っています。自治体での利権が、筑豊地区のイメージ低下を引き起こしており、よく考えてみましょう。
私は、小学生の頃から部落問題に倫理観を含め見てきました。天皇制と差別を考えてきました。
  (次回に詳細)