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前川の私信令和03年03月18日


親族・知人・友人の皆様へ              令和3年3月9日


横超社の現在とこれからの横超社の行方


会社の前身は100年有余の歴史を数える「青春の門」の地、福岡・田川、前川金物店―前川藤助商店であり、平成14年10月設立のチヨダ・サケ・デザイニング前川事務所である。
横超社は、平成27年4月1日に設立されている。

設立時のメンバーは、私と、丸紅建販出身、チヨダからの戦友、野村昌子(元代表取締役副社長 闘病の為29年11月退職)女史、青学大理工出身、叛旗派からの腐れ縁かつ最も大切な友人依田秀雄氏、北大社学同シンパで私鉄総連東京ハイタク労連日の丸交通深川労組で知り合い、私を支えて頂いた馬友でもある星野陽一氏、以上4名の取締役と、写真家であり馬友の故倉持承功や福岡県田川郡福智町(旧金田町)金田保育園・金田小・中学校で同級生であった大堀由利女史(現監査役)、何故か設立時株主メンバーに連ねている明大卒、生粋の神田っ子S水T也(N本M槽M管幹部)の「7人の侍」で出発しました。

株主は現在14名です。また、多くの友人たちに会社は支えられている。鞍手高―九州英数学館(福岡市別府3畳一間の下宿に同宿)-―東京進学時からの付き合いであり、日本大法学部卒、直方で司法書士事務所を営む石橋康宣氏(東京進学時は鞍高同級の早稲田大―ソニーエンタープライズの故大山隆司や立教大―福岡県庁の村上文雄と4名で東上線下赤塚駅近辺に、下宿していた)、農工大叛旗派で税理士法人MMI代表の高橋節男氏、明学大叛旗派で社会保険労務士事務所の酒井建雄(現在息子さんが代表を務める)氏等、書き切れない多くの親族、知人、友人が支えて頂いている。

横超社設立の原資は、平成23年5月逝去した母前川美子の遺産である。兄隆一郎、姉恵の私に対する配慮であった。平成22年の離婚で全てを失うことを選択した私は、元々金や資産に興味がありません。金持ちになる事を拒絶していました。コンドーテックの営業本部嘱託の継続を断ったり、タクシーの運転手時代、某有名玩具メーカー幹部のBMWに撥ねられ左膝骨折の重傷を負い、800万の慰謝料を得たが、3年ほどで、友人へのカンパや無利子、借用書なしで貸し、呑み代で消えていったのです。桁が違いますけど、父前川二郎ではありませんが、後悔はありません。

会社自体は順調ではありませんでした。それは私自身の個人的資質に起因しています。度重なる糖尿病から来るストレス(インシュリン注射は最も溜ります)と躁鬱の連続、繰り返しー引籠り、肝機能低下及び糖尿病網膜剥離による視力低下、経済的貧困からの食事拒否による体重の減少を数年続けました。結果会社の資本金を食い潰し、株主の皆様には、「横超」720ml 1本で我慢して戴くだけでした。ただ事務所維持費は、私の自宅と兼用だった為、会社に負債が残ることはなく、借入金は0です。売り上げもなければ仕入れもなく、「無借金経営」という皮肉です。私は借金まみれですけど様々な方が手を差し伸べて頂き、凌いで参りました。

転機は2018年(平成31年)4月からの台東区立松ヶ谷デイサービスへの週1回の非常勤介護職員勤務でした。週1回勤務が丁度その当時の体調や精神状態を和らげる時間でFitしたのです。徐々に回復し、明らかに精神的にも回復しておりました。
<いける>という感覚でした。

そこに昨年横超忌(3月16日)前3月13日の上野公園自転車自爆事件―東大病院緊急搬送―頚椎損傷―両手指中3本握力ゼロ―2月から開始していた訪問介護2社と松ヶ谷デイの職を失うのです。金がないので自宅療養しましたが、以前と違ってそこには<いける>が持続していたのです。9ケ月収入ゼロでサラ金2社と東大病院のべらぼうな治療費(1週間入院検査で50万円)請求でしたが「無いものは無い」で、サラ金2社には話がつき計画的に返すことで了解を得ました。東大病院とは今から交渉です。上野警察も飲酒運転事故を最初から申告して、自爆事故ということで大目に見てもらい始末書で、不問にして頂いたのに、東京「帝国主義」大学病院は許してくれないのか、交渉しよう。生活保護以下の収入の人間に「保険がきかない」の1点張りでは『情』が無さ過ぎです。鞍高同級生の前直方市長で東京高検検事ヤメ検弁護士壬生隆明さん(彼は中央大法学部、司法試験時代、私の新婚時の世田谷上祖師谷のアパートに押し掛け、厚かましく食事をとったらしい)何とかなりませんかね。

今、横超社は、大きく動こうとしています。
この3月に東京地酒「浅草 雷 純米酒」(埼玉 力士 釜屋)を発売致します。原料米は、前川家のルーツ徳島阿波山田錦を使用し、55%精米、特別純米酒です。上野・浅草でコロナに負けず売ります。ラベルは従弟の洋画家大内田敬氏(国画会)「明日へ」と田川市美術館船津女史の協力提供を頂きました。構想段階から関わっていた明善高―立教大佐藤英二さんが商標登録申請で助けて頂きました。近日中に販売要項をHPに掲載いたします。

社会福祉法人横超苑設立準備委員会を立ち上げ、本格的に自立老人ホーム横超園建設への第一歩を踏み出しました。道は遥か先かもしれない。道半ばで斃れるかも知れない。しかし理想の姿を構想し、描くことが出来たら、どんなに愉快だろうと思っています。

昨年、横超社の生活・福祉・デザイニング事業部内に、金物・建材チームを組織し徐々に形になりつつあります。前川藤助商店―コンドーテック―横超社SFD事業部金物・建材チームは、私、前川藤一のホームです。実太―藤助―二郎―藤一に繋がる前川の商人DNAは、かなり強烈です。商品の売れる、売れないから、どうやったら売れるのか、について幼い頃から身に付いているのです。社会福祉法人の経済的背景はこのチームの成否に掛かっています。即戦力の募集と新人の育成を同時進行出来れば良いのですが、簡単ではありません。辛抱強くやるしかありません。その為にも資本の強化が必要です。

4月1日から40株・400万の増資募集を行います。
詳細は3月20日頃に横超社HPに掲載予定です。


ハルノ宵子「猫だましい」&吉本隆明・ハルノ宵子共著文庫版「開店休業」(どちらも幻冬舎刊)サイン本について

ほとんど押し売りみたいに送付しております。ご免なさい。でも良い本なのです。コロナ禍の中、一つの販売方法として考えました。
埋もれさせてはいけないのです。読後の共感(!!)と爽やかさ(!?)を是非堪能して下さい。吉本DNAが私の眼にはっきり写ります。
気に入らなければ料金は結構です。本も邪魔であれば、棄てるか着払いで送り返していただいて結構です。

皆様のご健康をお祈りいたします。

文書印刷の際は、こちらの PDFファイル をお使いください。